住所 | 鳥取県米子市法勝寺町70番地 |
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社名 | 株式会社DARAZ |
設立 | 平成21年4月1日 |
代表者 | 久保田 孝 |
資本金 | 100万円 |
事業内容 |
1.まちづくりに関する企画、コンサルタント 2.物品販売及びショールームの運営、管理 3.商品開発に関する市場調査、コンサルタント 4.商標、意匠等知的所有権の企画、管理 5.不動産の企画、運営、管理等の不動産業 6.飲食業、食料品の販売 7.イベント企画制作事業 8.広告宣伝、印刷全般、出版物の企画、制作 9.上記各号に附帯関連する一切の業務 |
店舗外観 | ![]() |
国から地方への財源や権限の移譲が進む中、地方都市には自立した経済・文化の発展が求められています。そのためには、個性のあるまちづくりが必要であり、住民が自信を持ってそのまちの「魅力」を情報発信することが求められます。
昔から米子は、行政に頼らず商人の力で発展を続けてきた商都でした。新しいものにすぐに飛びつき自分たちのものとしてしまう。山陰の他の都市にはない魅力を持った“まち”でした。しかし、都会から「人」「もの」「金」「情報」が流れ込むようになると、いつしか輝きを失ってしまい、都会からの情報の後を追い、よそ行きの商売をするようになり、やがて競争に敗れていったのです。ここでもう一度立ち止まり、今こそ商都米子の原点である米子人気質に基づいて商売を見つめ直す必要があるのではないでしょうか。
人はなぜまちへ行きたいと思うのか。それは、老若男女を問わず、田舎や郊外にはない刺激や遊びがあり、また自分の知らない物や人に出会うことを求めているからだと思います。人と人が集まって新しい価値観を生み、触れ合って初めて創造的価値が生まれるのではないでしょうか。そこから新しい文化や産業が生まれる。そうしたまちの持つさまざまな機能が集まるのが本来中心市街地であり、まちのひとつの顔でなければならないと思います。
「特定非営利活動法人 喜八プロジェクト」は、米子市出身の映画監督岡本喜八のスピリットをよりどころに新たな創造活動を支援することを目的とし、地域活性化に関する事業を通じて地域住民とともに住みよいまちを作ることを目指し、平成19年5月30日に設立いたしました。
そして、元気のあった頃の米子人の気質を「DARAZ」(何でも真っ先に飛びついて、突拍子もないことをしてしまうが、どこか憎めない)と捉え、その象徴的な存在を岡本喜八監督と位置づけています。「DARAZ」=「喜八スピリット」を広めることにより、米子に再び元気を取り戻そうとする活動を「KIHACHIまつり」等を通して展開してきました。
「特定非営利活動法人 喜八プロジェクト」が培ってきたこのような活動と精神をより具体化し、若者が自由に表現活動を行うことができる施設の建設及び運営、イベントの開催などに際し、法人格を取得して責任を持ってまちづくりに関わる必要からまちづくり会社の設立に至りました。
そして、地域の若者が“ふるさと”を誇りに思い、一人でも多く若者たちが地元を生活基盤とできるような地域を作っていきたいと思います。